タイピングは大人よりも子どものほうが覚えるのが早い!?

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小中学校でプログラミング教育が必修化したことにより
「子どもにもタイピングの練習をさせるべき?」
と考える親御さんもいらっしゃると思います。
結論から言うと「練習しておいた方が、後々有利になる可能性が高い」です。
今回は子どもの頃にタイピングを覚える意味や、大人との違い、お勧めのタイピング練習方法などを紹介したいと思います。

大学生のパソコンスキルが低下している!?

パソコンやインターネットが日常にある環境の中で育ち、活用している「デジタルネイティブ」と言われる若者ですが、パソコンのスキルは低下傾向にあるようです。
2017年にNECパーソナルコンピュータ株式会社が調査した結果では、大学生の7割がパソコンスキルに自信が無いと回答しています。また、企業の新卒採用担当の約6割が「新入社員のパソコンスキルが不足していると感じており、約4割がスマートフォンの普及によりパソコンスキルが低下したのではないかと考えているそうです。
ここで言う「パソコンスキル」とは、主に資料作成スキルのことで、ツールの使い方の習得も関係してきますが、ベースにはタイピングのスキルが関わっていると考えられます。

一昔前のように、インターネットを活用するために必ずパソコンスキルが必要だった時代と違い、今はスマートフォンひとつで必要な情報にたどり着くことができます。
しかし、大学生の学習や社会人の仕事にはパソコンスキルが必要であることは変わらないため、子どもの頃からタイピングを習得しておくことでパソコンスキルの習得に有利であることは間違いありません。

タイピングは「手続き記憶」

子どもは非常に記憶力が良く様々なことを覚えますが、興味を失うと忘れるのも早いです。
我が家では子どもが歴代のプリキュアをすべて覚えており、当時はすごい!と思ったのですが、残念ながら小学校に入学する頃にはすっかり忘れてしまっていました。
「子どもの頃にタイピングを覚えても、しばらく離れていたら忘れてしまうのでは」
と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、心配はいりません。

人間の記憶は大きく「陳述記憶」と「非陳述記憶」に分けられます。
「陳述記憶」は言葉で表現できる記憶です。例えば「リンゴ」に関する記憶(色、形、大きさ、種類など)や「昨日の夕食」に関する記憶(どこで、誰と、何を食べたか)などは言葉で表現できるので、陳述記憶にあたります。歴代プリキュアを覚えていたのは陳述記憶の中の「意味記憶」と言われるものです。

一方「非陳述記憶」は、言葉で表現できない記憶が当てはまります。その中でも自転車に乗る方法、パズルを解く方法などは「手続き記憶」と呼ばれます。
しばらく自転車に乗っていなくても、乗る時になったらちゃんと乗ることができるのは「手続き記憶」により「身体が覚えている」状態だからです。

タイピングは「手続き記憶」に当たるため、一度覚えてしまえばしばらくキーボードを触っていなくても簡単に思い出すことができるのです。子どもの頃に覚えておけば将来パソコンに触れる時に役に立つということなのです。

タイピングの習得は子どもの方が得意!?

「手続き記憶」は同じことを何度も繰り返す「反復」を行うことにより習得します。
これは子どもでも大人でも同じことで、子どもの方が得意とされる「丸暗記(意味記憶)」のような差が出るわけではありません。
しかし、大人になってから習得する場合「苦手意識」が邪魔になることが多いです。
特にタイピングは「パソコンを操作してみたが、上手くできなかった」という理由から習得に乗り出すことが多いので、まず苦手という気持ちから一歩踏み出さなければなりません。
特に苦手意識もなく取り組むことができる子どもの方が有利な面はありますが、同じことを何度も繰り返すという作業に飽きてしまうことがあるので、スムーズに習得させるには工夫が必要です。

いつごろ覚えるのが良い?

タイピングの学習を始めるのは「ローマ字」を習う小学校3年生くらいからがお勧めです。
もちろんそれ以前でも、タイピングに興味を持った時に学習することはできますが、意味のある言葉を入力するためにはローマ字の知識が必要になります。
全部一気に覚えるとなるとハードルが上がってしまいますので、本人の強い希望がない限りは、ローマ字を覚えてからが無難です。

タイピングはかな入力でもできますが、まれにかな入力に対応していないキーボードがあることや、一度に覚えなければならないキーの数が増えてしまうという理由で、タイピングを覚えるにあたってはローマ字入力をお勧めいたします。

無料で使えるタイピングサイト3選

タイピング初心者におすすめの、無料で使うことができるサイトを3つ紹介します。
インターネットに接続することができるパソコンがあればすぐに使うことができるので、是非お試しください。

めざせ!タイピングマスター

「FMVキッズ」という、富士通株式会社の子ども向けコンテンツ内の、キーボードを初めて触る人向けのサイトです。
タイピングに重要な「ホームポジション」からの指の動かし方を、細かく学習することができます。
子ども向けなので、漢字にふりがながついているのも良いポイントです。

https://azby.fmworld.net/kids/typing/

こどもタイピング

mytypingというサイトの子ども向けタイピングです。
1回15問と短いので「ホームポジション」を覚えてから練習するのに最適です。
入力ミスが多い文字も教えてくれるので、苦手な文字を重点的に学習することもできます。
このサイトには他にも投稿されたタイピングがたくさんあるので、お子さんが興味を持つようなら他のタイピングにチャレンジするのも良いでしょう。

https://typing.twi1.me/game/3880

寿司打

タイピングサイトと言えばこれ、と言うくらい有名なサイトです。
回転寿司のネタに単語が書いてあり、それを打つことで食べることができます。
「練習」「普通」「正確重視」「速度必須」「一発勝負」というコースに分かれており、単語の長さにより「お手軽」「お勧め」「高級」から選ぶことができます。
設定で「ふりがな付き」を選ぶと、単語がふりがな付きになるので、慣れてきたらゲーム感覚で遊んでみるのが良いでしょう。

http://typingx0.net/sushida/

おわりに

子どもの頃からタイピング学習することのメリットや、お勧めの練習サイトなどを紹介しました。いかがでしたか?
もちろん、習い事の一環としてタイピングを学習することも可能です。
みらいごとラボの各コースでは、レッスンの最初にタイピング練習を行っています。
タイピングだけでなく、プログラミングも習得したい!という方は無料体験授業に参加してみてはいかがでしょうか。