このほか、レッスンの振替システムやデジタルツールを活用した連絡方法の導入、スクールのお問い合わせ窓口の一本化など、より通いやすいスクールづくりをしています。


創造的に生き抜く思考習慣

教材開発責任者の浜田です。

みらいごとラボでは、4歳から12歳までのお子さんが通っています。カリキュラムは大きく分けて「ロボットプログラミングコース」と「パソコン(Minecraft、Scratch)プログラミングコース」に分かれています。

「パソコンプログラミングコース」はパソコン操作が必要であることと、カリキュラムを「読み進める」必要があるため概ね3年生以上が対象となります。ただ、ロボットプログラミングコースから通っている受講生の場合、プログラミングの基礎力もあるため、2年生から通っている子もいます。

年齢に関係なく、どちらのコースから通っても「プログラミング的思考」が身に付くようにカリキュラムを作成していますが、やはりロボットプログラミングコースから通った受講生は基礎力がしっかりと身に付いているため、パソコンプログラミングコースに進んでからも躓くこと無く進めていけるようです。

私がカリキュラムを作るにあたって、プログラミング的思考を養うことはもちろんですが、その中でも特に以下の効果がもたらされるようにしています。

1.チャレンジ精神を養う
2.視野を拡げる
3.創造力を養う
4.論理的思考力を身に付ける
5.問題解決力を身に付ける
6.自己肯定感を高める

一つずつご説明いたします。

1.チャレンジ精神を養う
小さい頃はみんな失敗を恐れることはありませんでした。「失敗」という概念さえなかったのだろうと思います。しかし、物心をついたころから失敗をすると親に怒られたり、友達から笑われたりすることを重ね、いつしか失敗を恐れるようになります。
プログラミングの世界ではプログラムが正しく動かないことを「バグ」と言うのですが、最初から完全にバグの無いプログラムを作ることはできません。むしろ、バグはあって当たり前なのです。
通い始めの頃は、やはり失敗を恐れカリキュラムを思うようにこなせない受講生が多いのですが、何度も何度もバグを出すうちに「失敗することが当たり前なんだ」に変わってきます。そうなると、自らどんどん難しい課題にもチャレンジするようになります。

2.視野を拡げる
みらいごとラボが渋谷にあった頃から言えば、体験等も含め1,000人以上の子どもたちに指導をしていますが、既に6歳ぐらいから視野が狭くなっているように感じます。「あれはやっちゃ駄目、これはやっちゃ駄目」と言われて育った影響が少なからずあるのではないかと思います。プログラミングの世界では、学校で習う勉強と違って、答えは一つではありません。カリキュラムにはもちろん最終的な完成形はありますが、どのようにプログラミングを行っても構いません。「こんなふうにも、あんなふうにもできるんだ」という気づきの中から、視野を拡げられるようになります。

3.創造力を養う
カリキュラムでは習ったことを活用して「自分で問題を作る」課題があります。与えられた課題を解くだけでは、本当に理解しているとは言えません。やはり活用することが大事です。そして、活用するためには創造力を発揮しなくてはなりません。習ったことをフル活用して創造的に課題を作ることで「創る喜び」を感じられるようになります。

4.論理的思考力を身に付ける
プログラミングには「命令」があります。例えば「前に進む」ためには「Forward」や「左に向きを変える」ためには「Turn Left」といような命令を使う必要があります。課題の完成形に対して解き方は色々ありますが、これらの命令を正しく組み合わせる必要があります。人間のように「曖昧さ」はありません。命令した通りにしか動いてくれませんので、自分が解きたい方法に対して、どのように命令を組み合わせるかを常に考える必要があります。この繰り返しの過程から論理的思考力が身に付くようになります。

5.問題解決力を身に付ける
日常の中には常に問題が溢れています。そして、その問題を解決しようにも「お金」や「時間」など足らないものがあります。これらの「前提条件」を踏まえた上で問題の解決にあたるわけですが、カリキュラムでも同じように「前提条件」が随所にあります。前提条件の中でどのように命令を組合せて課題を解いていくかを考えることによって、問題解決力が身に付くようになります。

6.自己肯定感を高める
カリキュラムは最初短いスパンで解けるようにしています。まずは短期的に「達成感」を味わうことで「自分で解けた」という事実を積み重ねます。そして、一問解く度に、ほんの少しだけレベルを上げるように作っていますので、無理なく楽しみながら、だけど、少しだけ悩みながら解くことを重ねていきます。気がつけば、もう親御さんも理解できないような課題を自分の力で解けるようになります。この「自分で解けた」の積み重ねが自己肯定感を高めることに繋がります。

これらの6つのことを重視してカリキュラムを作成しているわけですが、これらの能力は大人になったときに特に必要となる能力です。そして、これらの能力が身に付いているといないでは、雲泥の差があります。どうでしょうか?自分の周りにもこれらの能力が乏しいと感じる人が思い浮かぶのではないでしょうか。

これらの能力は言わば「自分で生き抜く力」だと思います。人から与えられたことをただ受動的にこなすのではなく、能動的に自らの人生を切り開くために必須の能力です。

なぜ、子どもの時からこれらの能力を身に付ける必要があるのでしょうか?それは「思考習慣は変えられない」からです。これらの6つの能力は思考習慣です。大人になってから、何十年も身に付いた思考習慣を変えることができないということは想像に難くないでしょう。近年良く言われる「思考停止状態」は自分の頭を使って考えることを放棄した状態です。言わば負の思考習慣だと言えるでしょう。

私はこのカリキュラムに子どもたちが触れることによって、創造的に生き抜く思考習慣が身に付くことを願っています。

浜田 準一


教材開発責任者


システムコンサルタント会社経営の傍ら、みらいごとラボの理念に共感し専属プログラミング講師として活動。
官公庁系のシステム開発を多数手がけ、民間の業務コンサルティングからシステム開発、中央省庁の案件も請負っていました。
プログラミング思考をベースに子どもの創造力、発想力、集中力、独創力、推察力、読解力など、子供の才能を引き出し、なりたい大人になるための素地作りにお役立てください。