子どもの時間はとても重要!効果的な時間の使い方は?

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「子どもの頃にもっと勉強していたら……」
大人になってから、こう思う方はとても多いと思います。
そして、お子さんをお持ちの方は、こうも感じていませんか?
「そう思って子どもに伝えても、いまいち理解してくれない」

今回は、子どもの頃の時間がいかに重要かということと、どのような時間の使い方が効果的なのかを説明したいと思います。

子どもの時間は大人の時間より長い!?

「子どもの頃は時間を長く感じたのに、大人になってからはあっという間に時が過ぎていく」
この体感について端的に示して話題となったのが「ジャネーの法則」です。
「ジャネーの法則」においては、「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する」とされています。

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、50歳の人間の1日が5歳の人間の10日に当たることになる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

しかし、この法則には実験による裏付けはされておらず、実際の体感は反比例よりは緩やかであると言われています。また、大人になってからも状況によって時間をより短く感じたり、長く感じたりと差を感じることもあるのではないでしょうか。
それでは、何故子どもの頃は時間を長く感じるのでしょうか。

子どもは大人より刺激を受けている

時間感覚の差については諸説ありますが、その中に「充実時程錯覚」というものがあります。
刺激を受ける量が多ければ多いほど、時間を長く感じるというものです。

わかりやすい動画がありましたので、紹介します。
(30秒程度の短い動画で音もありません)

ゆっくりドリブルする動画と、急いでドリブルする動画。
後者の方が、長い動画に感じるというのが「充実時程錯覚」です。

子どもの頃は、初めての体験が多いので、刺激を多く受けています。
一方、大人は経験して「当たり前」になっていることが多く、ルーティーン化している行動が多いのでその分刺激が少ないと考えられるのです。

つまり、生活の中で良い刺激を得ることが、子どもが時間を有効に使うことにつながると言えるでしょう。

どのような「刺激」が子どもに有効か

それでは、どのような刺激を与えることが子どもにとって有効なのでしょうか。

2018年に「独立行政法人 国立青少年教育振興機構」がまとめた
「子供の頃の体験がはぐくむ力とその成果に関する調査研究」
という報告書があります。
これは、社会を生き抜く資質・能力(へこたれない力、意欲、コミュニケーション能力、自己肯定感、等)と子どもの頃の体験がどのように関わっているか、について各世代にアンケートを取った結果をまとめたものです。
特に「刺激」に関連する内容を以下にまとめました。

〇子供の頃、家族行事やお手伝い、友だちとの外遊び、学校での委員会活動や部活動をよくしていた人はへこたれない力が高い。

〇子供の頃、家族との愛情・絆が強かった人、遊びの熱中度や学習意欲が高かった人はへこたれない力が高い。

〇子供の頃、お手伝いや家族行事といった体験が多く、家族との愛情や絆を強く感じていた人や、外遊びを多くし、遊びに熱中していた人はへこたれない力が高い。

〇周りの大人から褒められたり、叱られた経験が多かった人はへこたれない力が高い。

http://www.niye.go.jp/kanri/upload/editor/117/File/00_report.pdf

家庭内、家庭外ともに強く他人と関わりを持つこと、何事にも一生懸命打ち込むことが、特に「へこたれない力」に好影響を与えていることがわかります。
「へこたれない力」は「自己肯定感」にも影響を与えることも言及されています。
勉強にしても、遊びにしても「なんとなく」ではなく「一生懸命」取り組むことで、良い刺激を与えられると考えられます。
「うちの子は、遊びにばかり一生懸命で……」
とお悩みの親御さんは、むしろ「良い刺激が得られている」とプラスに考えましょう。

まとめ

子どもの時間と、効果的な使い方についてまとめました。

1. 子どもの体感時間が大人よりも長いのは、受ける刺激量が多いため

2. 「へこたれない力」を育むためには、勉強でも遊びでも一生懸命取り組むこと、家族との関わりを強く持つことが重要

特にお子さんが小さいうちは、勉強を無理やりやらせるよりも、夢中になって遊ぶことを優先させた方が有意義な時間を過ごすことができるでしょう。
もちろん、何かに興味を持った時に可能な限り集中できる環境を作ってあげることや、理解を示してあげることも、親御さんとしては重要だと思います。

習い事等で家族以外の大人に褒められる体験も重要な刺激になりますし、刺激が考える力につながり、勉強への興味にもつながることが期待できます。

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