親子ではじめてのプログラミング!遊んで学べるスマホアプリ3選

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プログラミングの勉強を家でもしてみたいけど、パソコンもタブレットも持っていない……
そもそも自分がプログラミングのことをよくわからなくて不安……

そんな不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。
せっかくなので、子どもと一緒にプログラミングを体験してみませんか?

今回は

・スマートフォンのみで遊べる
・ゲーム感覚でプログラミングの考え方を覚えられる
・基本プレイ無料

という条件で、スマホアプリをいくつか、小学一年生の女子と一緒に親子でプレイしました。
その中で子どもが「面白い!」という評価をしたアプリを3つ紹介したいと思います。

1.LightBot  : Code Hour

基本情報

・対象年齢:4歳以上
・対象:iPhoneなどのiOS端末、Android端末、KindleなどのAmazon端末
・課金要素:製品版は有料(2020年4月現在370円)、追加課金はなし
・広告:なし
・公式サイト: https://lightbot.com/

概要

ロボットを動かして、マップ上の青いタイルに明かりをつけるゲームです。
画面下部のコマンドを選択し「MAIN」にロボットの動作を追加します。
右上の再生ボタンを押すと、「MAIN」に追加したプログラムが順番に動き、全部のタイルに明かりがつけばクリアです。


初めて出てくるコマンドは、問題開始時にざっくりと説明してくれます。
また最初の「1-1」はチュートリアルとなっていて、必要なコマンドがわかるようになっています。

特徴

直感的に操作ができて、手軽にできるパズルゲームのようなアプリです。
1.基本(全8問)
2.プロシージャ(全6問)
3.ループ(全6問)
を無料でプレイすることができます。
間違えてもペナルティや制限時間はありませんので、少しずつ動作確認しながら進めていくのが良いでしょう。
また、プログラミングでは基本的に、ゴールにたどり着けさえすれば遠回りすることも可能ですが、このゲームは決まった手数でクリアすることが求められます。
(「MAIN」に配置できるコマンドの個数が決まっている)

なお、ユーザー(セーブスロット)が追加できるので、複数の人で遊ぶことができます。

多くの言語に対応していますが、インストール時は英語になっていますので、スタート画面の右上から言語を変更しましょう。(下の画像で日の丸が表示されているところです)

子どもの感触

「ぴかーっ!」と言いながら楽しそうにタイルを光らせました。
右に曲がる、左に曲がるなどは適当に入れて実行し「逆になっちゃった、やり直し!」というように何度も繰り返していました。
これは「プログラミング的思考」に必要な「失敗しながら正解を導き出す」という課程に重要な作業です。

ただ、ステージ2になると「プロシージャ」の概念が理解できず「よく使う処理を別に書いておくんだよ」と言っても、全部ベタ打ちでコマンドを入力してコマンド個数オーバーになっていました。


問題は後からでもやり直しできるので、よく理解できない、という場合は親御さんが先にプレイして理解してから説明するのが良いかもしれません。

なお、最初日本語にできることに気づかず英語でプレイしていたのですが、序盤の解説はなんとなく理解できたようです。

2.Digital Puppet(デジタルパペット)

基本情報

・対象年齢:4歳以上
・対象:iPhoneなどのiOS端末、Android端末
・課金要素:なし
・広告:あり
・ダウンロード:iOS版Android版

概要

白いパペットを操作して、敵の赤いパペットに攻撃するゲームです。
チュートリアルはありませんが、 画面下部のコマンドを選択し「START」に白いパペットの動作を追加するという動きは「LightBot  : Code Hour」と同じです。
白いパペットが赤いパペットを踏み潰すとクリアになります。

特徴

やはり直感的にプログラミングできることが特徴です。
「LightBot  : Code Hour」 との大きな違いは

・最小手数ではなくてもクリアできる(配置できるコマンド数には上限がある)
・最小手数でクリアすると星3つがもらえる

というところです。
まずクリアしてみてから、効率の良いプログラミング方法を考えることができるのです。

完全無料でプレイでき、全部で80ステージ遊ぶことができます。
対応言語は日本語のみなので、 言語を選択しなくて良いのも楽です。

広告はありますが、1プレイごとに長時間見るようなものではないので、そこまで気になりませんでした。

子どもの感触

「もふちゃん(パペットのことらしい)かわいい!」と言いながらどんどん進めていました。
ただ「LightBot  : Code Hour」 で言うところの「プロシージャ」に当たる「ジョブ」がやはり理解できず、それが出てきたステージ1-8でつまずいてしまいました。

「LightBot  : Code Hour」 では、プロシージャのコマンド画面が強制的に表示されていたのですが、「Digital Puppet」では自分で「ジョブ」を追加しなければならないのもちょっとハードルが高いかもしれません。
画面上部の「?」に主な遊び方説明が書いてありますので、親御さんは目を通しながらプレイするのが良いでしょう。

3.プログラミングゼミ

基本情報

・対象年齢:小学校低学年(ひらがなが読める未就学児もOK)
・対象:iPhoneなどのiOS端末、Android端末、KindleなどのAmazon端末、パソコンなどのWindows端末
・課金要素:なし
・広告:なし
・公式サイト: https://programmingzemi.com/

概要

DeNAが開発した、小学校低学年向けプログラミングアプリです。
パズルゲームのコンテンツもありますが「スマホでできるScratch(のようなビジュアルプログラミング言語)」という方が正しいかもしれません。
実際、このアプリでオリジナル作品を作ることができ、サイトでシェアすることもできるようになっています。

自分のプログラムを保存できるので、アプリ上で何人もユーザー登録をすることができます。

特徴

開始するとチュートリアルがあり、キャラクターを動かすことができるようになっています。
チュートリアルが終わっても、ヒントがたくさん出てきてプログラミングしやすいです。


コマンドは日本語(ひらがな)で追加するようになっています。
ちなみに下のプログラムでは、クリアはできますが最小手数ではないと言われてしまいます。


その他の大きな特徴としては、「保護者向け」「教育関係者向け」に、FAQなどのコンテンツがあるということです。
特に「教育関係者向け」は、授業で使った場合どのように進めていくか、という資料までダウンロードすることができます。
かなり「プログラミング教育」を意識したアプリだと言えるでしょう。


子どもの感触

Scratchの経験があったせいかもしれませんが、さくさくと進めました。
チュートリアルでは、親はキャラクターに命令を出すつもりが、操作をミスしてしまい正しく動かすまでに苦労しましたが、子どもは対照的にさっさと終わらせてパズルゲームに進んでしまいました。
(親はパズルゲームをメニューから見つけるまで、また時間がかかりました……)

上記2つのアプリとは違い、パズルゲーム以外のこともできるので、ゲームだけだと物足りなくなってきた人向けかもしれません。

おわりに

プログラミングはパソコンやタブレットで行うものと思っていませんでしたか?
今回紹介したアプリ3つは、すべて「普通のスマートフォン」で遊べるものになっています。
もちろん、複雑なプログラミングをするのであれば、もっと大きな画面が必要になってくるかもしれませんが、まずプログラミングの考え方を覚えるのであれば、スマートフォンで充分です。

また、紹介した3つのアプリは、有志が攻略のヒントを書いたサイトもあります。
是非、親御さんも一緒に気軽にプログラミングを楽しんでみてください。