こんにちは!おおき先生です。
みなさんは、おうちでペットをかっていますか?
先生のおうちには、犬が1匹、ネコが2匹います。3匹とも、保護犬、保護ねこです。犬は、東日本大震災の被災犬を保護団体からゆずり受けました。ネコ2匹は先生のおうちの庭にやってきた元ノラネコです。ここではネコたちについて書こうと思います。
みなさんの住んでいるところにはお外で生活するノラネコはいますか?
先生のところはとても多いです。
捨てられたり、迷子になっちゃったネコがそのままノラネコになってしまい、そのネコたちが子ネコを産んでどんどんふえてしまいました。
先生はそういったネコたちがこれ以上増えないようにする活動をしています。
大人のネコには子供を産まなくなるように手術をしたり、子ネコは保護(ほご)をして家族になってくれる人を探したりしています。
お外のほうが自由でいい、と考える人もいますが、夏のあつさや冬のさむさ、車にひかれたりカラスにおそわれたり、外で生きることはとても大変で、だいたい4~5年ぐらいしか生きられません。おうちでかわれているネコは15年ほど生きます。みなさんはこの差をどう感じますか?
ノラネコは野生動物ではなく、もともと人間に飼われていたネコたちが帰る家を失い、外で生活しなければならなくなったネコたちです。昭和の頃まではネコは家外自由に出入りできるような飼い方がよくされていました。サザエさんちのタマもそうですね。ですが、外に出たまま迷子になって帰れなくなってしまったり、飼い主の知らない間に子ネコを産んでしまい、増えた子ネコに困った飼い主が捨てたり・・・そうして外で生活するネコがどんどん増えていきました。
今では、ネコは外に出さず、家の中で飼うことが当たり前になっています。そして万一外に出てしまった時のために、不妊手術をしておくことも当たり前になっています。もちろん、家族として迎えたなら、一生、責任をもってお世話することも当たり前。
ペットのほとんどは皆さんよりも短い命です。人間は、ペットと過ごす時間以外にも、学校や習い事、友達、たくさんの世界があります。ですが、ペットには、家族だけ。
犬やネコなどペットを飼う時は、正しい知識を持って、たくさん愛情を注いで、最後の時までしっかりお世話してあげて下さいね。
そして、犬やネコを迎えようかな、と思ったら、ペットショップだけでなく、保護犬や保護ねこも思い出して下さい。
外で暮らさなければならないネコたちが少しでも減るように、先生はこれからも保護ねこ活動をがんばります!