みなさんこんにちは、あさり先生です。

今日は、みなさんがいつも頑張っている「プログラミング」と日常生活のつながりについてお話ししたいと思います。
実は、みなさんが普段あたりまえにやっていることも「プログラミング」に置き換えて考えることができます。

ここでは、部屋の片付けを例にしてみたいと思います。みなさんも、部屋を散らかしたままで、おうちの人に片付けるように言われたことがあると思います。

もし、ゴミを拾ってゴミ箱に捨てるとします。ほかにもゴミが落ちていたら、またゴミ箱に捨てますよね。このように、どんどん同じことを繰り返していきます。同じことを繰り返すときは「くりかえし」を使ってプログラムを簡単にすることができますね。

そして、この例にはもう一つプログラミングの大事な要素が含まれています!
何でしょう?正解は…

「もしゴミが落ちていたら拾う。」という部分で「条件式(じょうけんしき)」が使われていますね!「条件式」は「もし…なら」というプログラムの命令でしたね!
この例をScratchっぽく作ると、下の画像のようになります!

どうですか?こうしてみるとプログラミングに置き換えることができる、といっていることがわかると思います。

でもこのプログラムにはひとつ問題があります。なんだかわかりますか??

正解は…終了条件(終わるためのじょうけん)が入っていないことです!例えば、上の例でおうちの人から片づけをお願いされたときは、終了条件がないために、ずっとゴミを探して拾いつづけるお掃除ロボットのようになってしまいます。

ですから、上のプログラムに加えて「ごみがなくなったら止める」「5分経ったら止める」などプログラムを付け足すひつようがあります。

たとえば、このようなプログラムですね。5分間は300秒なので、これで片づけをお願いされたら、お掃除をして5分経ったらおわる。
というプログラムが完成しました。

いかがでしょうか?このように日常生活はプログラミングに置き換えて考えることができる、とわかりましたね。
今回はおそうじの例でしたが、そのほかにも料理や宿題などそのほかの色んなこともプログラミングに置き換えることができるので、プログラミングに置き換えられそう!と思った事があれば先生やおうちの人に話してみてくださいね!