プログラミング学習に「タイピングは必要か?」というとあまり重要なことではないように思います。そもそも、最初からコードベースのプログラミング学習は難しいように思います。
みらいごとラボでは、5歳から通っているお子さまもいます。仮に5歳の子どもにキーボードを使ったタイピングを教えるとすると・・・、覚える前につまらなくてやめてしまうでしょう。
タイピングを修得するには忍耐が必要
タイピングを修得するには、プログラミングとは全く別の要素が必要となります。ローマ字は覚えなくてはなりませんし、shiftキーと何かのキーを一緒に打つ必要もあるでしょう。効率よくタイピングするためには、両手が使えるようにならなくてはならないし、最終的にはブラインドタッチもできるようにならなくてはいけません。
プログラミングを学びにきたはずなのに、いつまでも、いつまでも、タイピングの練習をさせられるとしたら、想像しただけでもイヤになります。よっぽど好きじゃないと、普通は「や〜めたっ!」となりますよね。
まずは「楽しい」を知る
子どもは「イヤだ」と思ったら、二度と振り向いてはくれません。ですので、まずは「プログラミングって楽しい!」を知ってもらいたいのです。そして「考えること」「課題を解くこと」「課題を創ること」「応用すること」など、「頭を使うことってとっても楽しいことなんだな」という感覚を身につけてもらいたいのです。
そのためには、やはり、「遊び」でなくてはなりません。パズルでも解いているかのような感覚で学ぶのが最も効果的だと思います。学び始めは「遊びの延長」ぐらいが丁度いいと思います。
階段を登るように一歩ずつ着実に学ぶ
みらいごとラボでは、小さな可愛らしいロボットと、タブレットを使ってブロックプログラミングを行います。初級では「考え方」の基礎を身につけ、中級ではプログラミング要素を強めた本格的なプログラミング学習に進み、上級になって初めてマウスを使ったプログラミングを学びます。それを学び終えて、コードベースのプログラミングに興味のあるお子さまは、ここで初めてタイピングを学べば良いと思います。
そういうわけで、みらいごとラボのカリキュラムはタブレットを使用し、一歩ずつ着実に階段を登りながら、プログラミングが学習できるよう設計されています。
プログラミングを学ぶのであれば、キーボードを使わなくても、楽しみながら十分に学ぶことはできます。