プログラミング的思考は現代の『よみかきそろばん』

「よみかきそろばん」とは、文字・文章を読むこと,内容を理解して文章を書くこと,および計算すること,ならびにそれらができる能力をもっていることを言います。

初等教育で獲得させる基礎的な能力・学力なわけですが、「プログラミング的思考」はまさに現代の「よみかきそろばん」と言えるでしょう。

「プログラミング的思考」については、こちらの「プログラミング的思考とは」をお読みいただくとして、情報を処理する能力は現代社会においては必須の能力と言えます。

2040年の世界でも役立つ脳力

私自身、IT業界で20年以上経ちますが、まさか世の中がこんな風になるとは思いませんでした。当時の「メインフレーム」から「ダウンサイジング(パソコンでのシステム)」そして「クラウド」という流れは、ちょっとしたSFの世界です。

メインフレームからダウンサイジングへの移行期に取り残されたプログラマーは数多くいました。そして、いまはクラウドと言っていますが、20年後はどうなっているかはわかりません。

もしかしたら、多様化したAIと人間とのベストプラクティスをマネジメントする職種や、AIによって収集・解析されたデータを使って新しいビジネスを創出する職種や、多種多様なAIを組み合わせる職種など、全く新しい職種がうまれているかもしれません。

何れにせよ、これからの時代を生き抜くためには、情報を収集分析する能力や、抽象化する能力、創造力や応用力などが今以上に必要となるでしょう。

そういう意味では、現時点では「プログラミング」を学ぶのではなく、プログラミングを通して「思考の仕方」を学ぶことが最も重要なことの一つだと思います。